独自SSLを低価格で利用できるレンタルサーバー

問い合わせフォームから送られる情報の盗聴を防いだり、ECサイトでの購入や決済を安全に行うために必要となるのがSSLサーバ証明書(独自SSL)です。ここでは独自SSLをウェブサイトに導入する場合におすすめレンタルサーバーを紹介します。

1位:エックスサーバー

公式サイト
エックスサーバー
当サイトによるレビュー
エックスサーバーのレビューと評価

完全無料で独自SSLが導入できる

1位に位置づけた最大の理由が「Let’s Encrypt」という無料のSSLサーバ証明書の導入に対応しているためです。初期費用・月額ともに一切の費用がかからず、さらにエックスサーバー側での設定手数料などもないため、まさに完全無料で独自SSLを導入できます。
※「無料独自SSL」という名称で機能提供されています。

これまでもLet’s Encryptは少しずつ普及しはじめていましたが、証明書の取得に関する手続きが初心者にはハードルが高いこと、独自SSLの持ち込みに対応したレンタルサーバーでないと使えないなどの点から、使い勝手は良くありませんでした。

しかしエックスサーバーでは標準でLet’s Encryptの導入に対応しており、しかも管理画面で基本的な情報を入力するだけで簡単に取得できます。さらに本来はLet’s Encryptは3ヵ月ごとに更新作業が必要なのですが、それも自動更新になります。
※当サイトも現在はこの機能を利用して、ウェブサイト全体をSSL化しています。

現在、代表的なレンタルサーバーでここまで簡単かつ無料で独自SSLを導入できるサービスは、エックスサーバーだけです。また無料SSL以外についても、後述する低価格の「SNI SSL」含めて対応しています。

2位:さくらのレンタルサーバ ※スタンダード以上

低価格のSNI SSLに対応

さくらでは無料SSLこそ使えないものの、非常に低価格の「SNI SSL」(年間1,620円~)に対応しています。

従来のSSLサーバ証明書は割り当てに際してIPアドレスが必要になるのですが、そのIPアドレスの取得が高価なために、結果としてSSLを利用するための費用が高額になるという問題がありました。SNI SSLはこの問題を解決したもので、(一部の古いブラウザやスマートフォンを除けば)これまでのSSLと同じ機能を実現しながらも価格がとても安くなっています。

この新しいSSLに対応しているのは、代表的なところではエックスサーバー、さくら、お名前.comぐらいです。

ただし、さくらでは一番安いライトプランではそもそも独自SSLの利用が許可されていません。必ずスタンダード以上のプランを選ぶようにしてください。また証明書のインストールまで代行してくれるのはもっとも安いラピッドSSLのみです。それ以外の証明書は自分で設定作業をしなければなりません。

低価格とはいえ費用はかかり、また利用に際しての注意点もあるため、総合的にはやはりエックスサーバーの方がおすすめです。ただ、(スタンダードプランであれば)さくらの方が月額が安くなるため、少しでもトータルコストを抑えたいという方には適しています。

3位:WebArena SuiteX

公式サイト
WebARENA SuiteX
当サイトによるレビュー
WebArena SuiteXのレビューと評価

企業認証のSSL導入に最適

WebArena SuiteXを3位に持ってきたのは、「企業・組織で独自SSLを導入する際にコストパフォーマンスの良いレンタルサーバー」だからです。

じつは1位のエックスサーバーで使える無料の「Let’s Encrypt」、および2位のさくらで使える「SNI SSL」のどちらも、信頼性としては低レベルの「ドメイン認証」というものになります。

個人運営のサイトならこのドメイン認証でいいのですが、企業や組織で本格運用する場合には「企業認証」と呼ばれるレベルのものを導入すべきです。しかし企業認証は、無料化・低価格化されたものがなく、定価だと年間数万円~という高額になります。

そのため「大幅割引されている代理店で証明書を購入し、レンタルサーバー持ち込む」というのがお得です。
(参考記事:SSLサーバ証明書の料金比較と選び方総まとめ

WebArena SuiteXは、法人向けサービスながら証明書の持ち込みに対応しており、またレンタルサーバー自体のコストパフォーマンスも抜群です。企業認証のSSL導入を考えている方におすすめです。