ConoHaのレビューと評価

ConoHa(このは)はVPS感覚で使えるクラウドサーバーです。ディスク追加などのリソース変更が柔軟に行える一方で、(従量課金ではなく)月額固定での支払いに対応しています。

公式サイト ConoHa

総合評価:85点

☆キャンペーン情報☆

  • ・ 2GBプランの利用料金が30日間、10%OFF!(2017年12月26日まで)

VPSとクラウドの「いいとこ取り」

現在のConoHaはクラウドサーバーでありながらも、利用形態としてはVPSに近いという特殊なサービスになっています。いわばVPSとクラウド、それぞれの良さを組み合わせた形です。
※じつはサービス当初のConoHaはVPSとして提供されていました。その後、2015年5月にクラウドプランへとリニューアルしたいという経緯があります。

VPSとクラウドの違い

VPSとクラウドの違いは幾つかありますが、とくに大きな点としては「リソース変更」と「料金形態」があります。VPSでは仮想マシンを借りることになりますが、そのマシンのリソース、つまりCPU・メモリ・HDD等は固定されています。そのかわり料金については月額固定で利用できるというメリットがあります。

一方でクラウドサーバーというのは、メモリやディスクなどのリソースをいつでも柔軟に変更することができます。ただしその反面、料金はリソースに応じた従量課金となり、さらに転送量の増加に対して課金されることで、月々のコスト予測が難しくなります。また一般的に費用自体もVPSより高くなる傾向にあります。

ConoHaはクラウドながら月額固定

ConoHaはベースはクラウドですので、その特徴であるリソース変更に対応しており、ディスクに不足がある場合にはいつでも追加を行ことができます。ただし純粋なクラウドと違う点として、CPUやメモリの個別変更には対応しておらず、負荷が増えた場合には仮想マシンの追加およびロードバランサーの設置などで対応することになります。

そうしたクラウドの特徴を持つ一方で、支払いはVPSのように月額固定となっています。転送量による課金がないので、アクセス増加などにより想定外の高額をあとになって請求されるといった心配がありません。
※ただし月の途中でディスクや仮想マシンを追加した場合には、当然その分の費用は追加月額として上乗せされます。

初期費用無料で使いたいときだけ使える

またConoHaでは全プランともに初期費用が無料となっています。また月額固定とはいっても、月途中から契約がはじまった場合は日割り計算になるので、余分なコストがかかる心配を一切することなく利用を開始できます。

また月額固定という言い方をここまでしてきましたが、実際には使っていないときにはさらに費用を抑えることができます。というのも、ConoHaの料金というのは、あくまでも仮想マシンごとに発生するものだからです。

たとえば試しにVPSを一台だけ作成してテスト環境として利用していたが、仕事が忙しくなったので触る機会がなくなったとします。この場合、いったんそのVPSを削除してしまえば費用は発生しなくなります。また時間ができたときにあらためて作成すればOKです。
※ただしVPSの稼働を停止しただけだと料金が発生しつづけます。VPSそのものをいったん削除しないといけないので、その点は注意してください。

もちろん他社でも契約を解除して再契約すれば同じことではありますが、実際にはそのたびに初期費用がかかったり、あるいは最低利用期間が3カ月程度あったりなどで、余分な費用がどうしても発生しがちです。ConoHaであれば、不要なランニングコストをできるかぎり削減できます。

全プランでSSD採用

VPSとして競合他社と比較した場合、まずひとつめのポイントになるのが全プランにおいてSSDを採用しているということです。しかも面白いことに、複数あるプランのいずれを選んでも初期ディスク容量は50GB固定になっています。

たとえば他社でもさくらのVPSではSSDをディスクに選択することができますが、月1000円以下のプランだと最大でも30GBまでです。しかしConoHaはどのプランでも初期容量が同じなので、月972円のプランでも50GBを利用することができます。そのほかメモリやCPUでもひけは取っておらず、低価格プランのコストパフォーマンスが非常に高くなっています。

各種テンプレートとAPIが利用可能

OSや各種アプリケーションのテンプレート(パッケージ)に関しても、豊富に用意されています。とくにアプリはLAMPやWordPressといった定番のものから、Hadoopや最近話題のコンテナ型仮想化ソフトDockerなどもあり、環境構築の手間を省いて開発に専念したいエンジニアにも向いています。

それからクラウドベースならではの特長としてAPIも公開されています。OpenStack準拠のAPIを利用できるので、稼働状況を監視したり、あるいは状況に応じてサーバー構成を変更したりなどの設定まで柔軟に行えます。

注意すべきことは?

注意点としては、ディスクに関してSSDからHDDへ変更することはできません。そのため50GBだと容量が少ないという場合には、HDDが使える他社VPSの方がやはりお得になります。たとえばお名前.comの月1153円プランだとメモリ2GB&HDD200GBが使えるので、そのあたりが有力候補になるはずです。

ただし、ConoHaにはオブジェクトストレージと呼ばれる大容量データの格納ストレージを追加できます。100GBあたり月486円なので、300GBを越えるような大容量を求める場合には、かえってConoHaの方がお得になってきます。

評価まとめ

当サイトでの評価もかなり高くなっていますが、実際人気も急上昇しており、各所でさくらのVPSと人気を二分するほどの評判のサービスとなりつつあります。

とくに月972円のプランは本当に手軽にはじめられるのでおすすめです。管理人自身もVPSはさくらをメイン使ってきましたが、最近はConoHaも並行して契約して、必要に応じて便利に使っています。

公式サイトはこちら ConoHa

料金と機能

機能 512MB 1GB 2GB 4GB 8GB 16GB 32GB
初期費用(税込) 0円
月額(税込) 680円 972円 1890円 3694円 7204円 14051円 27400円
スペック
ディスク容量 50GB
メモリ 512MB 1GB 2GB 4GB 8GB 16GB 32GB
CPU 1コア 2コア 3コア 4コア 6コア 8コア 12コア
仮想化技術 KVM(OpenStack)
OS
標準OS
選択可OS [CentOS] 6.x (32bit/64bit) / 7.x (64bit)
[Ubuntu] 12.04 / 14.04 / 16.04 (32/64bit)
[Debian] 7.x / 8.x (32/64bit)
[FreeBSD] 10.x / 10.x ZFS (64bit)
[Fedora] 21.x / 22.x (64bit)
[openSUSE] 42.x (64bit)
[NetBSD] 7.x (64ibt)
[OpenBSD] 6.x (64ibt)
[Arch Linux] – (64bit)
ISOイメージ
インストール
ネットワーク関連
リージョン 選択(日本・東京 / アメリカ・サンノゼ / シンガポール)
回線 100Mbps共有
IPアドレス IPv4×1個 ※有料OPで追加可
逆引き名設定
複数台接続
サーバー操作
SSH
その他接続 VNCコンソール/シリアルコンソール
管理ツール 独自コントロールパネル
データ保全
スナップショット
RAID RAID10
申し込み関連
支払い方法 クレジットカード/ConoHaチャージ
領収書発行
お試し期間
備考
  • ※「×」は対応不可、「-」は対応不明を表しています。
  • ※月額は年間(12ヶ月)申し込みをした場合の金額を記載しています。
  • ※上記のほかに「64GB・24コア」のプランも存在します。